織音座ブログ

ありがとうございました。 『巡愛 ~あとがき~』

2014年10月20日


あとがき

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どれくらい前からか忘れてしまいましたが、日本の美しい四季がだんだん無くなっていくような気がしてました。ニュースでは考えられない事故や事件の報道が増えて、何で?と思うことも無く慣れてしまっている気もしています。美しい四季と同様に、日本人の美しい心すら無くなってしまうかも、という危機感からこの作品を書こうと思いました。

さて、ここでパンフレットの中で出題した問題の答えです。


答えは 『伝える』 でした!
 
同じ過ちは繰り返さないように、良いことは伝承するように、次の世代にも夜空に星が輝いているように、
和と思いやりを大切にする美しい心があるように。椅子を通じて、夫婦、親子、孫…と伝えることの大切さをこの作品に薄く強く込めてみました。
 
でもこれは僕の中の答えで、それぞれ観て感じたものが正解です。答えは一つではなく正解は皆さんの心の中にあると思います。

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この物語は一つの椅子で繋がっていますが、もう一つ繋がりがあります。
それは物語の最後で繋がりが分かった方もみえるとは思いますが、「月島家の人々」です。
2話で登場した、月島剛(つきしまたけし)は、実は2年前の作品 「大きな桜の木の下で」 の中
で県の職員で登場した人、その月島剛でした。

また、今回の 人物関係図 (←クリックしてくださいyes) をアップしましたので気になる方は是非ご覧ください。

 

最後になりましたが、『巡愛』 を観て頂きありがとうございました。

劇団織音座も巡り巡っても変わらない地元愛をこれからも伝承していきます。

またいつの日か、皆様と元気でお会いできる日を楽しみにしてます。

                                  演出  加藤まさやす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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